
行事
『令和4年善光寺前立本尊御開帳』
4月3日(日)〜6月29日(水) 88日間
前立本尊御遷座式 | 4月 2日(土) |
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開闢大法要 | 4月 3日(日) |
中日庭儀大法要 浄土宗 | 4月23日(土) |
中日庭儀大法要 天台宗 | 5月 7日(土) |
結願大法要 | 6月29日(水) |
前立本尊還座式 | 6月30日(木) |
前立本尊御遷座式
4月2日(土)

御開帳前日の午後に行われる「前立本尊御遷座式」。 白装束の男性たちが前立本尊が入った厨子をのせて、御宝庫から本堂まで運びます。本堂では、一山住職がその厨子を担いで内々陣にお遷しします。
開闢大法要
4月3日(日)

善光寺では天台宗と浄土宗の僧侶たちが毎朝お朝事を行っていますが、御開帳初日は特別な意味を持ちます。当日の朝6時、住職の手によって前立本尊の厨子が開かれます。その後、午前10時からそれぞれの宗派の僧侶により、開闢大法要が営まれ、御開帳が始まります。
中日庭儀大法要
浄土宗
4月23日(土)

天台宗
5月 7日(土)

御開帳の中でもっとも重要な法要です。豪華な衣装をまとったお稚児さんを先頭に、一山住職の行列が前庭へと進み、本堂前に立つ回向柱の前で法要を執り行います。僧侶に差し掛けられる真っ赤な傘、蓮の花をかたどった散華(さんげ)など、極楽を思わせる世界が広がります。
結願大法要
6月29日(水)

88日間にわたる善光寺御開帳は、「結願大法要」によって終 わりを告げます。多くの人々が見守る中、善光寺を護る天台 宗・浄土宗それぞれの僧侶によって法要が営まれます。そして 同日午後5時の夕座法要にて人々と縁を結び、極楽浄土への道 を授けた前立本尊の厨子の扉が静かに閉められます。
前立本尊御還座式
6月30日(木)

前立本尊が御宝庫にお還りになるための儀式です。これまで前立本尊に成り代わり、人々に御利益を授けてきた回向柱の前で、法要が執り行われます。
そして白装束の男性が担ぐ輿に前立本尊をのせて御宝庫へと向かい、扉が閉められて再び封印が成されます。