善光寺

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巡 る

1本堂
[国宝]

1707年建立。国宝に指定される木造建築としては4番目の大きさになります。本堂を俯瞰して見ると鐘を叩く道具である撞木【しゅもく】(T字形)の形をしていることから、撞木造りと呼ばれています。本堂は入り口を俗世、最奥を極楽とした内部空間が広がっています。外陣【げじん】には人間を裁く閻魔大王、内陣は俗世の救済者である弥勒菩薩と地蔵菩薩が配され、最も奥の瑠璃壇【るりだん】には絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来像が御安置されています。本堂では毎日欠かさずお朝事が行われます。瑠璃壇の下には、極楽浄土への往生が約束されるお戒壇巡りがあります。

本尊

善光寺の御本尊は一光三尊阿弥陀如来と呼ばれます。一光三尊とは、一つの光背【こうはい】に中央を阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩と勢至菩薩が立っている様式を言います。この様式の阿弥陀如来像は特に「善光寺式阿弥陀如来像」とも呼ばれます。御本尊は日本に仏教が初めて伝来した際に渡ってきた仏像の一つと伝えられています。善光寺の御本尊様は絶対秘仏となりますので、残念ながらお姿を見ることはできません。普段は最奥部にある龍のお幕の奥の瑠璃壇【るりだん】に安置されています。

お戒壇巡り

善光寺本堂の最奥に位置し、御本尊の真下を通る真っ暗な通路です。一寸先も見えない暗闇の中を進み、途中の「極楽の錠前【じょうまえ】」を探って頂きます。この錠前は御本尊と結ばれており、触れることで直接ご縁を結べると言われます。

びんずる尊者

善光寺本堂に入るとまず目に入るのがびんずる尊者です。三百年以上多くの方に撫でられ続け表面がツルツルになっています。自身の身体の悪い所と同じ箇所を撫でることで、信者の身体を癒すと言われています。

2山門(三門)
[重要文化財]

1750年建立。善光寺本堂正面にある大きな門です。この門には有名な鳩字の額がかかっています。鳩字の由来は、額に書かれた「善光寺」の文字の中に五羽の鳩が隠されているためです。上層部は拝観可能となっており、中には智慧の仏である文殊菩薩騎獅像、四天王像、四国八十八ヶ所霊場ゆかりの仏像などが安置されています。更に回廊からは長野市を一望でき、本堂を上方から見ることができます。

3経蔵
[重要文化財]

1759年建立。中には八角の輪蔵【りんぞう】があり、その中には全てのお経を網羅した一切経が収められています。輪蔵は元来、経典を収める書庫ですが、腕木がついており、これを押し回すことで、中の総ての経典を読むことと同じ功徳を得るといわれています。重要文化財としては珍しく、参拝者にこの輪蔵を回していただくことが可能です。

4日本忠霊殿

戊辰【ぼしん】戦争〜第二次世界大戦で戦死された英霊方を供養しています。史料館が併設されています。史料館では善光寺の歴史を垣間見ることが出来る収蔵品や、ダライ・ラマ法王14世がお魂入れした砂曼荼羅などをご覧いただけます。

5仁王門
[重要文化財]

1918年建立。善光寺参りの入口となるのがこの仁王門です。仁王には仏敵からお寺を守る役割があります。正面には阿形【あぎょう】像・吽形【うんぎょう】像、背面には三宝荒神【さんぽうこうじん】、三面大黒天【さんめんだいこくてん】がいます。高村光雲・米原雲海によって作られたこの仁王像は絶妙なバランスで製作されている為、支えを用いずその足で自立しています。

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大勧進・大本願

善光寺は無宗派の寺院ですが、現在は天台宗・浄土宗によって護持運営されています。この両宗派をそれぞれ束ねるのが大勧進(天台宗)と大本願(浄土宗)です。また、この二寺院の住職が善光寺住職も兼ねています。両寺とも大きなお寺ですので、様々な催し、見どころがあります。

大本願大勧進

8仲見世通り

石畳の両脇に商店が並ぶ通りです。食事やお土産の購入などが出来ます。この通りから本堂へ続く石畳はおよそ7,777枚あると言われ、善光寺の見どころの一つになっています。仲見世通りを北に進むと、源頼朝が乗った馬が蹄を穴に挟んでしまったと言われる駒返橋【こまがえりばし】が見えてきます。

9山門西側エリア

ここには歴代回向柱納所、爪彫如来【つめぼりにょらい】、仏足跡、佐藤兄弟供養塔など、見どころが沢山あります。回向柱は、数え年で七年に1度行われる御開帳の際に建てられる柱です。御開帳後、回向柱は歴代回向柱納所に移され土に還っていきます。爪彫如来は親鸞上人が自らの爪で掘ったと言われ、目にご利益があると言われます。仏足跡はお釈迦様の足跡を石に刻んだもので、とても大きな足跡です。佐藤兄弟供養塔は源義経の家臣であった佐藤継信・忠信兄弟の冥福を祈って、鎌倉時代に建てられたと伝えられる二基の供養塔です。境内において最古のものとなり、長野市の文化財に指定されています。

10授与品所・納経所
(御守、おみくじ、御朱印、法要申し込み)

境内の東側には御守、お札、おみくじを頒布しお授けする授与品所があります。ここでしかお求めいただけない品もございますので、是非お立ち寄りください。また、納経所では供養・祈願などのお申し込み、御朱印も承っておりますのでお気軽にお尋ねください。

善光寺授与品処

御朱印
(御守、おみくじ、御朱印、法要申し込み)

善光寺ではさまざまな種類の御朱印を用意しております。通常の「善光寺」と書かれた御朱印や、御本尊のお姿を摺った摺仏を筆頭に、びんずる尊者・山門・経蔵・忠霊殿・雲上殿にそれぞれの御朱印があります。時期によっては特別な御朱印もお授けしています。

御朱印

11宿坊

善光寺は、大勧進・大本願の下に三十九の寺院があります。寺院名に院と付く方が天台宗、坊と付く方が浄土宗のお寺です。善光寺の参道を取り囲むように建ち並んでいますので是非散策して善光寺の風情をお楽しみください。これらの寺院は参拝者・信徒が宿泊できる宿坊でもあり、参拝のご案内や法要受付もしています。ご利用希望の際は直接宿坊にご連絡または善光寺事務局内、宿坊組合(026-237-7676)までご連絡ください。

宿坊