善光寺

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行事

日々の法要

朝の法要 朝事【あさじ】

日の出とともに本堂で始まるお朝事【あさじ】は、善光寺全ての僧侶が出仕して行われる法要で、1年を通して毎日欠かさず行われています。法要は毎朝天台宗と浄土宗の順に二座行われ、法要の中では普段閉ざされている御本尊前の戸帳が上げられ、善光寺の御本尊である一光三尊阿弥陀如来像が納められた瑠璃壇【るりだん】と厨子【ずし】を垣間見ることができます。尚、お朝事では参拝者からの供養・祈願を受け付けています。法要にお立ち会いの際は瑠璃壇に一番近い内々陣へお入りいただけます。

供養・祈願

朝の法要  お数珠頂戴【おじゅずちょうだい】

善光寺住職である大勧進の御貫主【おかんす】様、大本願の御上人【おしょうにん】様が導師として本堂に出仕される際、その往復の道中にてひざまずく参拝者の頭へ、手にされた数珠で触れ、功徳を授けてくださいます。これをお数珠頂戴といいます。言葉ではなく行いで仏の道を説く「身業説法【しんごうせっぽう】」の一つで、無言の説法ともいわれます。毎日のお朝事では二人の住職の昇退堂時の計四回、また日中に大きな法要がある場合にも都度行われます。どなたでもお受け頂けますのでその機会には参道にお並びください。

日中法要

日中法要は4月15日~7月15日および9月1日~9月30日に行われます。天台宗が午前11時より、浄土宗が正午より法要を行います。この日中法要では参拝者の祈願や供養を行う際、内々陣にてお立ち合いいただけます。

供養・祈願

正午の開帳
(日中法要期間以外)

毎日正午に双盤の音が鳴り響く中、御本尊前の戸帳が上げられ、御本尊・一光三尊阿弥陀如来像が納められた厨子が姿を見せます。

大般若会
【だいはんにゃえ】

大般若会は毎月15日に行われます。大般若会とは、『大般若経』六百巻を転読することによって、すべての苦厄を除き招福を祈祷する儀式です。この法要では、妻戸台の大太鼓や鉦鼓【しょうこ】が打ち鳴らされます。
大般若会は月によってお朝事と正午の二回行う場合と、どちらか一回のみ行う場合があります。

お朝事で行われる月