善光寺法話

第16回 お彼岸

3月に入り、冬の寒さから、春の陽気への変化を感じつつある昨今です。
信州善光寺も、正月行事・節分会と、冬の行事を無事終えることが出来、節分会に至りましては、快晴にも恵まれ盛大に執り行うことが出来ました。
そして今月は、春を迎えるにあたっての最初の行事、彼岸会が行われます。

彼岸とは、春と秋の、春分の日・秋分の日を中日とした1週間です。彼岸という言葉は、サンスクリット語の「波羅蜜」、岸の向こう西方極楽浄土を意味しています。我々が、今現在いる世界を此岸といい、仏様や、亡くなった方々が居られる悟りの世界を彼岸というのです。
ですから、この彼岸会とは、浄土に居られる亡くなった方々を供養し、また、此岸にいる我々が浄土に生まれる事を願う法会なのです。

善光寺での今春の彼岸会は、彼岸入りの18日・中日の21日・彼岸明けの24日にそれぞれ、午前9時30分と午前11時に行われます。彼岸中の23日には、皆様より寄せられた先祖供養も行われます。
暑さ寒さも彼岸までと申します。御時間にご都合つくようでしたら、春の陽気を感じつつ、信州善光寺にお彼岸のお参りにいらしてみてはいかがでしょうか。

(若麻績善正)