善光寺法話

第17回 善光寺節分会

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

長野の町を囲んでいる山も一面雪化粧をして、冬も本格的な寒さを迎えました。
善光寺でも沢山の参拝者で賑わいをみせた三が日を無事に終えることができました。そして来る二月三日には善光寺節分会が執り行われます。

「節分」は本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。特に立春が1年の初めと考えられることから次第に、「節分」といえば春の節分を指すものとなりました。立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、前年の厄を祓うという意味をこめて、追儺の行事が行われていたわけで、その一つが「豆まき」となっています。

例年、善光寺でも大本願から善光寺木遣りを先頭に、年男・年女・福男・福女たちの行列が本堂に入り、善光寺両寺住職ならびに一山住職が追儺式を行った後、さまざまな厄や邪鬼などを追い払うために本堂の回廊から福豆やお菓子をまきます。境内は大勢の人で賑わいを見せます。

この行事は老若男女問わずに楽しむことができます。是非この機会に善光寺如来様に厄を追い払っていただき、福を授かりに善光寺へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

(若麻績大心)