
善光寺山門は、江戸時代中期の寛延三年(1750年)に建立されて以来、大勢の参詣者を本堂に迎え入れてきた歴史ある門です。様式は五間三戸二階二重門、屋根は入母屋造りの栩葺で、国の重要文化財に指定されています。
弘化四年(1847年)の善光寺地震、昭和四十年代の松代群発地震などの影響で建物の基礎が損傷し、加えて全体の老朽化も進んだことから、平成十四年 (2002年)10月から平成十九年(2007年)12月までの約五年間、初の大規模な修復工事となる平成大修理を実施いたしました。これによって、山門は従来の檜皮葺屋根から建立当初の栩葺屋根に復原され、国内に現存する最大の栩葺建造物として甦りました。
善光寺では、この修復完了を記念して、約40年にわたって中断されていた二階への登楼参拝を、平成二十年(2008年)から再開いたしました。内部では山門本尊の文殊菩薩像、その四方を守護する四天王像、色鮮やかに修復された仏間の障壁画、四国八十八ヶ所霊場御分身仏などをご覧いただくことができます。
また、平成二十三年(2011年)からは登楼参拝の記念として、二階から見渡せる善光寺表参道の眺望を、お手持ちのカメラで撮影いただけるようにいたしました。この機会にどうぞ足をお運びくださいますよう、謹んでご案内申し上げます。

* 山門楼上より、仏都長野市を一望できます *
■期間:毎年、春彼岸の入り〜11月30日(予定)
■受付時間:期間中、毎日午前9時〜午後4時(予定)
※受付終了時間は、混雑状況等によって早まることがあります。
■特別拝観料:大人 500円 / 高校生 200円 / 小中学生 50円
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで無料でお入りいただけます。
※善光寺信徒会会員の方は、無料でお入りいただけます。受付で会員証をご提示いただくか、袈裟をご着用の上お越しください。
